肥満治療は、治療の必要性の認識から始まる

いつでも痩せられると

肥満というのは、まず自覚が大事でしょう。肥満していることはわかっているけれども、自分は痩せようと思えばいつでも痩せられる、と思っている人は結構います。そう思っているため、痩せようともしないし、受診なんて思いもよらないという心構えでいる人はよく見かけられます。そもそも受診はしないでしょうが、健康診断などで引っかかった場合、医者が説得するのもたいへんそうです。それでメタボ検診という流れになったんでしょうかね。

少々小太りのほうが長生き、の少々

近頃は、やせ型よりも少々小太りのほうが長生きする、と言われ始めています。そのため、ますます肥満を気にしない人が増えていきそうです。少々というのが難しいですね。どの辺をもってして少々というのか。BMIの数値で基準を示したところで、痩せようと思えばいつでも、って人には効果がなさそうです。巨体肥満とされる人々には、その途中経過というのがあったはずで、そこでなんとかできれば、皮膚手術も避けられたんでしょうが。

治療の必要性の自覚は

治療の必要性の自覚が自らできれば、肥満という事態には至らなくて済むわけですが、周囲も肥満というのが意志の力でどうにかなるものかどうかわかっていないでしょうし、まして忠告などしないでしょう。やはりメタボ検診などで流れをつくって、受診しやすくするのがいいのでしょう。痩せようと思えばいつでも痩せられるという思い込みがあるうちは、どうにもなりませんから、検診などでBMIで区切って受診を促していくしかないでしょう。

自己流によるダイエットは体に無理がかかります。肥満外来は、専門家による指導により行われるため、無理をすること無く体重を減らすことができます。